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/ MacPeople 1997 August 15 / MACPEOPLE-1997-08-15.ISO.7z / MACPEOPLE-1997-08-15.ISO / アップル関連 / Mac OS アップデート CD / 漢字Talk 7.5 アップデートについて < prev   
Text File  |  1996-08-19  |  23KB  |  334 lines

  1.  
  2.  
  3. 漢字Talk 7.5 アップデートについて
  4.  
  5.  
  6.  このアップデータは、漢字 Talk7.5 以降のシステムソフトウェアを漢字Talk 7.5 バージョン 7.5.3 にアップデートするものです。漢字Talk 7.5 バージョン 7.5.3 に関する詳しい情報は“インストールの前に”フォルダの中のそれぞれの書類をご覧ください。
  7.  
  8.  このアップデータをインストールすると、インストールされたハードディスク上に“漢字Talk 7.5 について”という名前の書類が作成されますが、この書類には“漢字Talk 7.5 アップデート”には当てはまらない情報も記載されています。“漢字Talk 7.5 について”書類の内容で、このアップデータをインストールするユーザに必要な情報は、すべてこの書類の中に抜粋されています。
  9.  
  10.  
  11. ※※ 掲載内容 ※※
  12.  
  13. 注意
  14.  
  15. インストールの準備
  16.    -  ハードディスクのチェック
  17.    -  ドライバの更新
  18.  
  19. アップデータのインストール
  20.  
  21. 漢字Talk 7.5 バージョン 7.5.3 についての一般情報
  22.  
  23. このシステムソフトウェアの新機能について
  24.  
  25. ヒント
  26.    -  インストールについて
  27.    -  アップルメニューの“最近使った書類”について
  28.    -  32 ビットアドレスモードの使用
  29.    -  At Ease ソフトウェアの動作保証について
  30.  
  31. 未解決の問題と対策
  32.    -  Ethernet 接続に関する問題
  33.    -  AppleVision
  34.    -  Apple ビデオプレーヤ
  35.    -  プリントについて
  36.    -  “省エネルギー設定”コントロールパネル
  37.    -  サウンド
  38.    -  コンピュータ起動時の問題
  39.    -  AppleShare と Speed Copy
  40.    -  Conflict Catcher
  41.    -  Daystar アクセラレータ・カード
  42.    -  ポータブルコンピュータに関する問題
  43.    -  CD-ROM に関する問題
  44.    -  Apple Remote Access
  45.  
  46.  
  47. ※※ 注意 ※※
  48.  
  49.  このアップデータは、Macintosh Performa シリーズのコンピュータ、および日本語以外のシステムソフトウェアを搭載しているコンピュータには使用しないでください。
  50.  
  51.  このアップデータは、漢字Talk 7.5 以降のシステムソフトウェア(漢字Talk7.5 、漢字Talk7.5.1、漢字Talk7.5.2、および漢字Talk 7.5.3)に対してアップデートを行います。ただし、漢字Talk 7.5.3 は、下記の機種に搭載のシステムソフトウェアのみを対象とします。また、漢字Talk 7.5 より以前のシステムソフトウェアに対してアップデートすることはできません。
  52.  
  53. 漢字Talk 7.5.3 の対象機種:
  54. Power Macintosh 9500/150、8500/132、8500/150、7600/120、7200/120 のみ
  55.  
  56.  このアップデータは、日本語フォントのアップデートは行いません。
  57.  
  58.  このシステムソフトウェアをアップデートインストールした場合、設定値をアプリケーションやコントロールパネルなどが持つ初期値に設定し、それまで使用していた値が変更されるものがあります。例えば、ポータブルコンピュータで使用可能な“パスワード保護”コントロールパネルで指定するパスワード、“AppleTalk”や“TCP/IP”で設定したネームサーバアドレスやルータアドレスなどのネットワーク設定です。これらの設定は、インストール前にファイルにコピーしたり、コントロールパネルの設定機能を使用して保存しておいてください。また、パスワードなどは適切な書類に記録しておいてください。
  59.  
  60.      PowerBook をお使いの場合は、まずはじめにインストーラを使用して“ネットワークソフトウェア”を“カスタム削除”する必要があります。ただし、このアップデータでは、“カスタム削除”はできません。現在お使いのシステムのインストール時に使用したインストーラ、もしくは、コンピュータに付属の CD-ROM やフロッピーディスクのインストーラを使用して、“ネットワークソフトウェア”を“カスタム削除”します。そのあとで、このアップデータをインストールしてください。“カスタム削除”の方法については、コンピュータに付属のマニュアルを参照してください。
  61.  
  62.  
  63. ※※ インストールの準備 ※※
  64.  
  65.  システムソフトウェアのアップデートを円滑に行うためには、ハードディスクのチェックと、ドライバの更新を行うことが重要です。更新の手順はお使いのコンピュータの種類によって多少異なります。“Disk First Aid”とドライバ更新用のアプリケーションは“ユーティリティ”フォルダの中にあります。
  66.  
  67.  
  68. ハードディスクのチェック
  69.  
  70.  コンピュータに付属の CR-ROM やプロッピーディスク、またはこのアップデータに付属の“Disk First Aid”を使ってハードディスクドライブに異常がないかどうか確認してください。ハードディスクに異常が見つかった場合は、ハードディスクの修復を試みてください。
  71.  
  72.  
  73. ドライバの更新
  74.  
  75.  ドライバを更新するためには、お使いのコンピュータに応じて、“Apple HD SC Setup”または“ドライブ設定”のどちらかのアプリケーションを使用します。
  76.  
  77.  PowerPC プロセッサを搭載したコンピュータおよび Macintosh LC 630、PowerBook 190 シリーズには、“ドライブ設定”を使用してください。68030、68040 プロセッサを搭載したコンピュータ(Macintosh LC 630、PowerBook 190 シリーズを除く)には、“Apple HD SC Setup”を使用してください。
  78.  
  79.  PowerBook 150 のハードディスクには、ドライバの更新を行う必要はありません。
  80.  
  81.  PowerPC プロセッサアップグレードカードを取り付けたコンピュータの場合には、アップグレードカードを取り付ける前の機種を対象にして、どちらのアプリケーションを使用するのか判断してください。また、機種によってはアップグレードカードを使用する設定ではどちらのアプリケーションも使用できない場合があります。その場合には、アップグレードカードを使用しない設定にしてからドライバの更新を行ってください。
  82.  
  83.  更新に使用するアプリケーションが決まったら下記の手順に従ってドライバの更新を行います。
  84.  
  85.  □“Apple HD SC Setup”によるドライバの更新
  86.  
  87.  1. “Apple HD SC Setup”のアイコンをダブルクリックします。
  88.  
  89.  2. “ドライブ”をクリックしてドライバを更新するハードディスクを選びます。
  90.  
  91.  3. “更新”をクリックし、画面の指示に従って操作を続けます。
  92.  
  93.  4.  処理が終了したら、“終了”をクリックします。
  94.  
  95.  5. コンピュータを再起動します。
  96.  
  97.  
  98.  □“ドライブ設定”によるドライバの更新
  99.  
  100.  1. “ドライブ設定”のアイコンをダブルクリックします。
  101.  
  102.  2. 更新するドライブの名前をクリックします。
  103.  
  104.  3. ファンクションメニューから“ドライバの更新”を選びます。(注 1)
  105.  
  106.  4. 処理が終了したら、ファイルメニューから“終了”を選びます。
  107.  
  108.  5. コンピュータを再起動します。
  109.  
  110. (注 1): “ドライバの更新”が淡色表示で利用できないときには、ディスクの内容を他のディスクにコピーしてバックアップを作成し、“ドライブ設定”を使用してディスクを初期化し直してください。そのあとで、バックアップのシステムをお使いのコンピュータに戻し、アップデータをインストールしてください。
  111.  
  112.  
  113. ※※ アップデータのインストール ※※
  114.  
  115.  インストールの準備ができたら下記の手順にしたがってお使いのシステムソフトウェアをアップデートします。
  116.  
  117.  PowerBook にインストールする場合は、PowerBook が電源アダプタに接続されており、自動的にスリープする設定が選択されていないことを確認してください。操作方法についてはPowerBook に付属のマニュアルをご覧ください。
  118.  
  119.  At Ease ソフトウェアがインストールされている場合、アップデートする前に At Ease を終了しておく必要があります。操作方法については At Ease ソフトウェアに付属のマニュアルをご覧ください。
  120.  
  121.  PowerPC プロセッサアップグレードカードを取り付けたコンピュータの場合には、アップグレードカードを使用する設定にしてからこのアップデータをインストールしてください。
  122.  
  123.  1. “漢字Talk 7.5 アップデート”アイコンのエイリアスをダブルクリックして開きます。
  124.  
  125.  2. インストーラの初期画面が表示されたら、“続ける...”をクリックします。
  126.  
  127.  3. アップデートインストールするハードディスクがインストール先ディスクとして表示さ
  128.  れていることを確認します。
  129.  
  130.   インストール先ディスクに異なるディスクが表示されている場合は、正しいディスクが表
  131.  示されるまで“ドライブ”ボタンをクリックします。
  132.  
  133.  4. インストールが完了したら、コンピュータを再起動します。
  134.  
  135.  
  136. ※※ 漢字Talk 7.5 バージョン 7.5.3 についての一般情報 ※※
  137.  
  138.  漢字Talk 7.5  バージョン 7.5.3 は、漢字Talk 7.5、漢字Talk 7.5 バージョン 7.5.1 および漢字Talk 7.5 バージョン 7.5.2 で提供した機能をさらに強化しました。
  139.  
  140.  このシステムソフトウェアをインストールすると、“機能拡張マネージャ”を使用して使用停止にしているファイルも含めて、すべて最新バージョンのファイルがインストールされます。インストール後、すべてのファイルは、インストール前にあった場所と同じ場所にインストールされます。例えば、インストール前に使用停止にしていた機能拡張ファイルの新しいバージョンは、“機能拡張(使用停止)”フォルダに、同じく使用停止にしていたコントロールパネル・ファイルの新しいバージョンは、“コントロールパネル(使用停止)”フォルダにインストールされます。
  141.  
  142.  漢字Talk 7.5 または 7.5.1 システムを搭載しているコンピュータにこのシステムソフトウェアをインストールすると、機種固有の Enabler ファイルの代わりに“System 7.5 Update”ファイルがインストール(“System 7.5 Update”ファイルがすでにある場合は更新)されます。今まで Enabler が不要だったコンピュータにも、このファイルは必要なためインストールされます。
  143.  
  144.  漢字Talk 7.5.2 システムを搭載しているコンピュータにこのシステムソフトウェアをインストールすると、それまで使用していた Enabler ファイルの代わりに“System 7.5.2 Update”ファイルがインストールされます。
  145.  
  146.  このシステムソフトウェアのアップデートには、漢字Talk 7.5 バージョン 7.5.2 以降のアップデート・キットやシステムリリース時に行うすべての修正が含まれています。したがって、このシステムソフトウェアをインストールすれば、現在までの問題を修正するためのアップデートを改めて行う必要はありません。
  147.  
  148.  このシステムソフトウェアをインストールしたあとで、“この Macintosh について…”でシステムソフトウェアの情報を見ると、“システムソフトウェア J1-7.5.3 リリース 2”と表示されます。
  149.  
  150.  
  151.  
  152.  
  153.  
  154.  
  155.  
  156.  
  157.  
  158.  
  159.  
  160.  
  161.  
  162.  
  163.  
  164.  
  165.  
  166.  
  167. ※※ このシステムソフトウェアの新機能について ※※
  168.  
  169.  □ Apple ガイドや SCSI Manager などが PowerPC プロセッサ搭載コンピュータ用に最適化されました。また、このシステムソフトウェアでは、今まで起こっていたさまざまな問題を解決しています。
  170.  
  171.  □  PowerPC プロセッサ搭載コンピュータ上でアイコンをドラッグすると、アイコンの外形の代わりに半透明のアイコンがポインタに追従します。
  172.  
  173.  □ このシステムソフトウェアには、Open Transport バージョン J-1.1 が含まれています。この Open Transport は、68030、68040 および PowerPC プロセッサ搭載のコンピュータで使用できます。ただし、Power Macintosh 6200 シリーズおよび  Macintosh IIfx は除きます。
  174.  
  175.  □ 革新的なプラグインアーキテクチャーである OpenDoc をオプションでインストールできます。OpenDoc は“パート”と呼ばれる新しいタイプのソフトウェアをサポートします。パートを使用すると、アプリケーションに簡単に新しい機能を追加できます。機能を追加する場合は、パート用のひな形ファイルを OpenDoc 対応アプリケーションで作成した書類にドラッグします。また、ひな形をダブルクリックして作成される書類は、OpenDoc パートエディタ専用の書類になります。インターネットを通して得られるパートも含め、アップル社および他社製のさまざまなパートを書類に取り入れることができます。このシステムソフトウェアには、パートは含まれておりません。
  176.  
  177.  □ デスクトップを再構築した場合でも、ファイルの“情報を見る”のウインドウで追加修正した内容が保存されるようになります。
  178.      
  179.  □ Finder でウインドウをリスト表示した場合、“名前”の項目幅が大きくなり、表示できるファイル名の文字数が多くなります。
  180.     
  181.  □ サーバのエイリアスを使用して目的のサーバに接続した場合に、接続したサーバのパスワードの使用期限が切れていると、パスワードを変更する必要があるという内容の警告メッセージが表示されます。
  182.  
  183.  □ PCI バス搭載コンピュータは、モニタやサウンドを設定するために、“サウンド & ディスプレイ”コントロールパネルの代わりに“モニタ & サウンド”コントロールパネルを使用します(このシステムソフトウェアをインストールすると、“サウンド & ディスプレイ”コントロールパネルは削除されます)。
  184.  
  185.  □ 性能を上げるために、“メモリ”コントロールパネルのディスクキャッシュの初期設定サイズは以前より大きく設定してあります。
  186.  
  187.  □ 通常、書類を編集し、保存する場合、その書類が含まれるフォルダ、または書類を作成したアプリケーションが含まれるフォルダに、書類は保存されます。しかし、“一般設定”コントロールパネルの“アプリケーションが最後に使用したフォルダ”のチェックボックスをクリックして“×”をつけると、アプリケーションが書類を最後に保存した場所を、そのアプリケーションで書類を保存するときの省略値フォルダに指定することができます。
  188.  
  189.  □ 今まで Finder のショートカットとして使用していたキーボードの組み合わせを“クロースビュー”は使用しません。“クロースビュー”の新しいキーボードの組み合わせは以下の通りです。
  190. ・ Command(□)-Option- K:“クロースビュー”の“入/切”を切り替えます
  191. ・ Command(□)-Option- + (プラス記号):拡大率を増やします
  192. ・ Command(□)-Option- -(マイナス記号):拡大率を減らします
  193.  
  194.  □ キーボードのパワーキーを使用して、コンピュータをシステム終了することができます。システム終了を確認するダイアログが表示されたら、システム終了、再起動、スリープ(スリープをサポートしている機種のみ)、またはキャンセルをボタンによって選択できます。ここで何も操作しないと、約 1 分後にこのダイアログの“キャンセル”ボタンが自動的に選択されます。PowerBook 100 シリーズでは、内蔵キーボードにパワーキーがありませんが、外部キーボードを接続している場合には、外部キーボードのパワーキーを使用してシステム終了できます。
  195.  
  196.  □ AppleScript の“共有フォルダ作成”自動処理アプリケーションは、フォルダを共有にし、フォルダのゲストアクセスを自動的に不可に設定します。
  197.  
  198.  □ “ランチャー”バージョン J-2.8 には、下記の機能が含まれます:
  199. - 項目の追加や削除操作を容易にするドラッグ&ドロップ機能をサポートします。
  200.  
  201.  ランチャー項目の追加: “ランチャー”を開き、追加したい項目を“ランチャー”ウインドウの中、または分類パネルの上にドラッグすると、新しくボタンが作成されます。オリジナルの項目は、ハードディスクの元の場所にそのまま残り、そのエイリアスがシステムフォルダ内の“ランチャー項目”または分類パネルのフォルダの中に作成されます。
  202.  
  203.  ランチャー項目の削除: Option キーを押したまま、削除する項目をドラッグして“ランチャー”ウインドウの外へ移動します。
  204.  
  205.  項目を新しい分類に入れる: “ランチャー項目”フォルダ内に分類パネル用フォルダを作成した場合、“ランチャー”ウインドウの上側に分類パネルが表示されます。表示された分類パネルの中からアプリケーションまたは書類を入れたい分類パネルを選び、項目をその分類パネルの上まで Option キーを押したままドラッグします。
  206.  
  207.  ランチャーを使用して書類を開く:  アプリケーションを示すランチャーボタンの上に書類のアイコンをドラッグします。例えば、SimpleText 書類を開く場合、“ランチャー”ウインドウの中の SimpleText ボタンの上にドラッグします。書類をアプリケーションボタンの上に置いたとき、ボタンが強調表示されたら、その書類を開くことができます。
  208.  
  209.  書類をフォルダに入れる: フォルダを示すランチャーボタンの上まで書類のアイコンをドラッグします。
  210.  
  211.  ランチャーボタンの大きさを変更する: コマンド(□)キーを押したまま、“ランチャー”ウインドウの中をクリックし、ボタンを押したままにするとランチャーボタンの大きさを示すポップアップメニューが表示されるので、目的の大きさを選択します。
  212.  
  213.  分類パネル用フォルダを開く: Option キーを押したまま“ランチャー”ウインドウの上側にある分類パネルをクリックします。実際の分類パネル用フォルダは、システムフォルダ内の“ランチャー項目”フォルダの中にあります。
  214.  
  215.  
  216. ※※ ヒント ※※
  217.  
  218. インストールについて
  219.  
  220.  □ Power Macintosh 6100 シリーズにこのシステムソフトウェアをインストールすると、“自動電源オン/オフ”および“CPU 省エネルギー設定”コントロールパネルがインストールされますが使用できません。
  221.  
  222.  □ コンピュータで RAM ディスクを使用している場合は、インストールする前に RAM ディスクの内容をすべて他のディスクに保存してからインストールしてください。
  223.  
  224.  □ “アップルメニューオプション”で最近使ったアプリケーション、書類、およびサーバ数は、それぞれ最大 10 の最近の項目しかインストール後に復元できません。10 項目以上設定している場合は、アップデートインストールする前に規定のフォルダから移動しておいてください。
  225.  
  226.  □ メモリ容量が 8M バイトの 68030、68040 プロセッサ搭載のコンピュータに、多くのフォントをインストールすると、日本語が正常に表示されない場合があります。この問題が起きたときには、インストールしたフォントをフォントフォルダの外に移動し、コンピュータを再起動してください。または、メモリを増設することにより、多くのフォントをインストールできるようになります。
  227.  
  228.   □ Macintosh SE/30 および IIcx は標準で 32 ビットアドレスモードをサポートしていないため、使用可能な内蔵メモリは最大 8M バイトです。そのためインストールに 12M バイト以上必要な Open Doc、QuickDraw GX、PowerTalk をこれらの機種で利用することはできません。
  229.  
  230.  
  231. アップルメニューの“最近使った書類”について
  232.  
  233.  “アップルメニューオプション”コントロールパネルでサブメニューを“入”に設定すると、アップルメニューの“最近使った書類”のサブメニューから最近使用した書類を簡単に開くことができます。アップルメニューオプションで、“最近使った項目の数:”のチェックボックスをチェックして使用した書類を記憶する設定にした場合は、アプリケーションを起動する手順の一部として開いた書類でもすべて追跡するため、アプリケーションの起動を非常に遅らせます。下記のいずれかの操作を行うとアプリケーションの起動を速めることができます。
  234.  □ “アップルメニューオプション”コントロールパネルで“最近使った項目の記憶数:”のチェックボックスに“×”がついている場合はクリックして外す。
  235.  □ “機能拡張マネージャ”コントロールパネルで“アップルメニューオプション”を使用停止にする。
  236.  
  237.  
  238. 32 ビットアドレスモードの使用
  239.  
  240.  “メモリ”コントロールパネルで 32 ビットアドレスモードをサポートしているコンピュータでは、32 ビットアドレスを“入”にしてお使いください。
  241.  
  242.  
  243. At Ease ソフトウェアの動作保証について
  244.  
  245.  漢字Talk 7.5 バージョン 7.5.3 上での、すべてのバージョンの At Ease ソフトウェアの動作保証はされておりません。
  246.  
  247.  
  248. ※※ 未解決の問題と対策 ※※
  249.  
  250. Ethernet 接続に関する問題
  251.  
  252.  □ お使いのコンピュータが PCI バス搭載コンピュータの場合、インストール後の Ethernet 物理アドレスが変わっている可能性があります。このシステムソフトウェアでは、BootP、DHCP、または RARP を選択して TCP/IP アドレスを得る場合に、正しくない Ethernet 物理アドレスが使われてしまうという問題を解決しているためです。インストール後の新しい Ethernet 物理アドレスを見る場合は、“AppleTalk”または“TCP/IP”コントロールパネルを開き、“ファイル”メニューから“情報を見る”を選択してください。もし、このシステムソフトウェアをインストール後、 TCP/IP を使用するアプリケーションが利用できなくなった場合は、ネットワーク管理者にお問い合わせください。
  253.  
  254.  □ お使いのコンピュータが、通信拡張カードスロットを装備した Power Macintosh 6200 シリーズおよび LC シリーズで、ネットワークソフトウェアに Open Transport を使用した場合、Ethernet が選択できなくなる場合があります。この場合には、“ネットワークソフト選択”アプリケーションで旧ネットワークソフトウェアを使用する設定にしてお使いください。
  255.  
  256.  
  257. AppleVision
  258.  
  259.  AppleVision ソフトウェアをご使用の場合は、バージョン J-1.0.2 以降をお使いください。このバージョン以前のものは、このシステムソフトウェアと互換性がありません。PCI バス搭載コンピュータに 1710AV モニタを接続している場合は、“モニタ & サウンド”コントロールパネルをご使用ください。また、PCI バスを搭載していないコンピュータに 1710AV モニタを接続している場合は、AppleVision バージョン J-1.0.2、“サウンド”コントロールパネル、および“モニタ”コントロールパネルをご使用ください。
  260.  
  261.  
  262. Apple ビデオプレーヤ
  263.  
  264.  ビデオ装置を接続できないコンピュータで“Apple ビデオプレーヤ”を開いたときに表示されるメッセージが誤っています。アプリケーションを実行するためにはビデオ装置が必要である旨のメッセージを表示せずに、“Video Startup”機能拡張が正しくインストールされていないという内容のメッセージが表示されます。
  265.  
  266.  
  267. プリントについて
  268.  
  269.  □ プリント時にプリンタ用初期設定がない、または壊れているという内容のメッセージ、あるいは、メモリが不足しているという内容のメッセージが表示された場合は、“セレクタ”からプリンタを選択し直してください。
  270.  
  271.  □ StyleWriter または StyleWriter II プリンタをご使用の場合、このシステムソフトウェアをインストールすると“StyleWriter”および“StyleWriter II”プリンタドライバは“StyleWriter 1200”プリンタドライバに置き換わります。
  272.  
  273.  □ インストール後に、それまで使用していた“LaserWriter”および“LaserWriter 8”ドライバを使用するデスクトップ・プリンタにプリントできない場合は、以前に作成したデスクトップ・プリンタのアイコンを“ゴミ箱”へドラッグして削除し、再度デスクトップ・プリンタを作成し直してください。
  274.  
  275.  
  276. “省エネルギー設定”コントロールパネル
  277.  
  278.  特定のコンピュータで、画面を一時的に消したり、コンピュータを指定時刻に自動的に起動または終了させたり、コンピュータの使用電力を節約するコントロールパネルが 2 種類(“CPU 省エネルギー設定”と“省エネルギー設定”)あります。“省エネルギー設定”コントロールパネルは、PCI バス搭載コンピュータでのみ動作します。
  279.  
  280.  
  281. サウンド
  282.  
  283.  □ “HyperCard”バージョン J-2.3.3 またはこれ以前のバージョンでは、PCI バス搭載コンピュータ上でサウンドを正しく録音できません。“SimpleSound”や“サウンド”コントロールパネル、および録音機能を持つ他のアプリケーションを使用して“HyperCard”上で使用可能なサウンドを録音してください。
  284.  
  285.  □ Macintosh Centris 660AV または Quadra 840AV を使用している場合、警告音の音量を低く設定していると、いくつかのシステム警告音が正しく再生できなくなる場合があります。これを避けるためには、警告音の音量を最大にし、内蔵スピーカで音量を調整します。以下にその方法を記載します。
  286.  1.  “サウンド”コントロールパネルを開きます。
  287.  2.  ポップアップメニューから“警告音”を選択し、“警告音量”を最大にします。
  288.  3.  ポップアップメニューから“音量”を選択し、音量を調整します。
  289.  
  290.  
  291. コンピュータ起動時の問題
  292.  
  293.  68030、68040 プロセッサ搭載コンピュータが起動しない場合は、Shift キーを押しながら起動し、機能拡張を外してみてください。“Color StyleWriter 2000 CMM”がシステムフォルダの中の“機能拡張”フォルダにある場合は、“機能拡張”フォルダの外にドラッグで出し、コンピュータを再起動してみてください。
  294.  
  295.  
  296. AppleShare と Speed Copy
  297.  
  298.  AppleShare Workstation バージョン 3.6.1 を使用している環境下で、バージョン 1.1 またはこれ以前のバージョンの Connectix Speed Doubler の一部分である Speed Copy を使用すると問題が起きる場合があります。
  299.  
  300.  
  301. Conflict Catcher
  302.  
  303.  “Conflict Catcher”アプリケーションを使用すると、“使用停止”にしていた機能拡張がハードディスクのルート(トップレベル)に移動する可能性があります。この状態が起きたときに“機能拡張マネージャ”コントロールパネルで機能拡張を“使用”にすると、リストに表示されている機能拡張も“使用”にできない可能性があります。この場合は、“機能拡張マネージャ”を動作する前に、“使用”にしたい機能拡張をシステムフォルダの中の“機能拡張(使用停止)”フォルダにドラッグで移動してください。
  304.  
  305.  
  306. Daystar アクセラレータ・カード
  307.  
  308.  Power Macintosh アップグレード・カードを搭載したコンピュータに Daystar アクセラレータ・カードをインストールすると、お使いのコンピュータで使用できない“Power Macintosh カード”コントロールパネルがインストールされます。
  309.  
  310.  
  311. ポータブルコンピュータに関する問題
  312.  
  313.  □ PowerBook 190 シリーズで赤外線ポートを通して OpenTransport を使用し、コンピュータを再起動したあとでネットワークが動作しない場合、コンピュータを一度スリープさせからスリープを解除してみてください。もしくは、プリンタまたはモデムポートを選択してから赤外線ポートを選択し直してみてください。
  314.  
  315.  □ “インストーラ”をポータブルコンピュータにコピーし、ポータブルコンピュータを SCSI ディスクモードで接続し、ポータブルコンピュータから他のコンピュータにこのシステムソフトウェアをインストールすると、ポータブルコンピュータ用システムソフトウェアではなく SCSI ディスクモードで接続されたコンピュータに適したシステムソフトウェアがインストールされます。
  316.  
  317.  □ ネットワーク上のサーバをマウント中にポータブルコンピュータをスリープさせると、コンピュータが動作しなくなることがあります。この場合には、ポータブルコンピュータを“PowerBook”コントロールパネルを使用してスリープさせない設定にしておく、または“ネットワークソフト選択”アプリケーションで旧ネットワークソフトウェアを使用する設定にし、接続方法は LocalTalk を使用してください。
  318.  
  319.  
  320. CD-ROM に関する問題
  321.  
  322.  □  CD-ROM を取り出す場合は、CD-ROM のアイコンを“ゴミ箱”にドラッグします。キャディを使用するタイプの CD-ROM ドライブは、コンピュータを再起動した場合に、CD-ROM は自動的に取り出されます。トレイ式の CD-ROM ドライブをお使いで CD-ROM のアイコンを“ゴミ箱”にドラッグしても CD-ROM が取り出せない場合は、コンピュータの電源を切り、再度電源を入れた状態で CD-ROM ドライブの Open/Close ボタンを押して CD-ROM を取り出してください。
  323.  
  324.  □ 仮想メモリを“入”にしてデジタルオーディオの録音や再生を行うと、音がとぎれることがあります。これを防ぐためには、仮想メモリを“切”にしてください。
  325.  
  326.  
  327. Apple Remote Access 
  328.  
  329.  Apple Remote Access J-2.0.1 および、これ以前のバージョンを使用してサーバをマウント、またはマウントの解除を行う場合、サーバのエイリアスは使用しないでください。エイリアスを使用すると、コンピュータが動作しなくなります。サーバのマウント、またはマウント解除等を行う際は、“セレクタ”から直接サーバを選択する、あるいは接続したサーバのアイコンを直接ダブルクリックする、または“ゴミ箱”へドラッグしてください。
  330.  
  331.  
  332. 1996 年 8 月 19 日作成
  333.